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最低生活保障(生活保護)は国民の権利

生活保護の問題で志位さんの国会質問。生活保護は権利だと質す。それを別の言い回しをする国、はっきり認めたくないのでしょうか?
 
 私の相談活動でも要保護水準で生活しているのに、生活保護は受けられない厳しいものだと思っている人が多い。受給者バッシングがさらに心理的に遠ざける。
 
 〈先日の相談より〉
 年金を掛ける期間が足りなくて無年金の75歳。パートの仕事で働き続け、無理を重ねて身体を壊して退職、無収入に。
 どう考えても最低生活以下。家賃を払って医療費を払って国保を払って…、よくここまでやってきたなと驚く。
 「憲法25条で保障された『健康で文化的な最低生活』以下での貴方の生活は、いわば憲法違反。国は保護する義務がある。貴方はこんなに我慢して身体を壊して命を削って働くことないのです。憲法に示された国民の権利、健康で文化的な生活をするために、働き過ぎた身体をゆっくり休めてしっかり治療して、元気で長生きして、たくさん社会貢献してもらうことが一番国のためになる、そう思いませんか。」と説明すると、「生活保護って難しいと思って…」と涙をポロリ。
 
 私はこのような人々を見ると悲しいと同時に腹が立ってくる。
 彼らは高齢者は、本当に善良な国民です。「誰の世話にもならんとこう」というのは、日本人の美徳と思われているのか特徴のようです。限界までつつましく生活している。国が赤字財政というから、若い人に負担がかかるというから、身体を壊しても働こうとする。しかし、ことが起こると、国は、助け合いが大事だ、絆が大切だとキャンペーンしてくる。
 
 高齢者の皆さん、遠慮しないで権利行使を堂々として欲しい。将来、私たちの世代が、社会保障に頼れないなんてことにならないように。「君たちの先代がこんなに辛抱してきたから君たちもこの程度で良いだろう」なんて、政治家が理由にするかもしれないから。

お花見

CIMG8197 春うらら、全国各地で素晴らしい桜の宴を楽しまれてることでしょう。
 視覚障碍者のAさん(60歳代)がお花見の参加者の中におりました。
 それは近くの公園で党後援会がささやかに行ったお花見でした。
 満開の桜の下でお弁当を食べ、お酒も入って気分よくなって、隣のグループからは焼き物の香りが漂う。…
 そんななか、私はAさんが気になっていました。
 Aさんはおとなしく皆の様子に耳を傾けるだけでした。
 実はAさんは、歌が得意です。障がい者のカラオケ大会でも賞をいくつもとってます。
 そこで、「Aさん歌って!」とお願いすると、歌ってくれました。仲間も初めて聴く、その美声にシーンと聞き入って、「ええな~」「ウマい!」「さすが!」と声援。民謡も演歌も出て、他のメンバーも調子に乗って、思わず私も!(歌詞をスマホで出せるので便利になったなあ)
 マイク(に見立てたワインの瓶)を交代で持ちまわって、大いに盛り上がってお開きとなりました。CIMG8231 (2)

 後日、Aさんにお花見の感想を聞かせてもらいました。
「私は、これまで、お花見に行ったことがなかった。初めて経験させてもらいました。
 私は、花を見ることができません。花がきれい、がわかりません。
 しかし、これで、世間の皆さんが、毎年お花見をこんな風に楽しんでるんや、と、お花見ってどういうものか、よくわかりました。
 楽しかった。ありがとうございました。」

 この言葉を聞いて、私たちは気づかされました。
 Aさんは、白杖をついて障がい者仲間とどこでも旅行にも行く行動派。演説会や音楽会や食事会などに出かける。しかし、「お花見」は一度も無かったんだ。

 今回、私たちはAさんを誘うことに、躊躇していました。「花も見えないのに面白くないんとちゃうか。」それに、連れていく手間もかかるし、との思いがあったのは確かです。
 酒好きの者中心で企画した(ガラの良くない(>_<))会だったと思うのでしたが、Aさんが参加されたことで、心が温まるエピソードが加えられました。
 Aさん、来てくれて本当にありがとう!!