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11月21日㈭
ユニークな学校を視察してきました。
とても人気のある学校で入学希望者が絶えないそうです。
「きのくに子どもの村学園」はJR橋本駅から山に向かって車で20分ぐらいの森の中の私立学校。小中学と高等専修学校。一学年20人、通学は困難なのでほとんどの児童生徒は寮生活。㈮に自宅に帰って週末を自宅で過ごし、㈪に登校。
楽しくなければ学校ではないと。とにかく普通と違う。
チャイムがない。教科書がない。宿題がない。夏休みも全く宿題はない。
廊下には本棚がずらっとならんで、直ぐに書物に触れることができる。漫画も同じ様に並んでる。
クラス分けは、木工や料理や生物などコースに分かれていて好きなコースで一年間学ぶ。道具は本物。のこぎり、金づち、ノミ、電動ドリル、見ていて危なっかしいが、嬉々として小さい子も使っている。
運動場の端にこどもたちが作った作品の小屋やブランコ。
お昼は子どもたちが作ったカレーをいただきました。
さて、学力はどうか?中学生のレポート冊子をみると、そのレベルの高さに驚く。興味を持つと現地に行って調べてくる。教師は、暗記より、考える力がつくようにサポートしている。すごい学校です。子どもの本当の学力ってなんだろう?と考えさせられます。