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8月23日㈮
歴史文化をいかしたまちづくりシンポジウム
第35回自治体学会政策研究交流会議堺大会へ
午後、石本京子議員と参加しました。
百舌鳥古墳群の価値について白石太一郎先生の講演は、大変興味深く聴かせていただきました。
古代の倭国の人々が、東アジアの激動に大きな影響を受けてきたこと。朝鮮半島から技術や文化が伝わって発展してきたことが、古墳から発掘された物を調査してわかったことなど。
シンポジウムではパネラーに堺市、宇治市、高松市、田辺市の市長さんが、各々で取り組んでいる歴史の魅力ある街づくりについて発言されたのも、大変勉強になりました。
残念だったのは「歴史資源の保存の課題」について発言を求められて、永藤市長がお話されましたが、ここで一番伝えてほしいことを全く触れられなかったことでした。
永藤市長、おそらく、緊張されていたのでしょうね。よもや知らなかったという事ではないと思いますが。ご自分で歴史愛好家というほどでございますので。
そこでは、司会が気を使って(?)、イタスケ古墳が開発工事で橋を建設されたとひとことコメントしてくれました。
本来なら、「イタスケ古墳守れの市民運動があって、たいへんな苦労して国を動かし、そこから『開発・破壊』の対象だった古墳群が『保存』へと流れが変わった」ことを市長から発言していただきたかった。
市議会の「世界遺産と魅力的なまちづくり調査特別委員会」での課題が沢山見えてきました。