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「表現の不自由展」の展示の一つ、平和の少女像をめぐる騒動には、背中をゾクッとさせられる。脅しに屈して中止にすると発表された。
この国には、自由に意思表示できない圧力がじわじわと広がっており、政権に都合の悪いことは表現すら禁止されようとしていると感じる。アートで自由に表現できない時代が巡ってきたのか・・・。
そんななか、第68回関西平和美術展に大阪市立美術館へいってきた。(明日4日まで開催)
「平和の壁に花一輪を」をスローガンに作者の様々の思いがアートで表現されている。プロに混じってアマチュア作家の精魂込めた作品の数々は人間性も垣間見えて面白い。
政治家や権力への風刺や批判の絵画。憲法条文をテーマにした書の力作など、作者の強い思いがストレートに伝わる作品。
また、人物画・風景画は、美しいもの・愛おしいものが平和な日常あってこそ輝くとのメッセージを感じる。
アートをつまらないものにしてはならない。