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参議院選挙の結果について

2019年7月22日  日本共産党大阪府常任委員会

  7月21日投開票された参議院選挙で日本共産党は、比例代表で大阪で33万4452票(得票率9.64%)を得て、山下よしき候補をはじめ4議席を獲得。改選5議席を確保することはできませんでしたが、維新の勢いが続くなかで、大阪の比例得票は17年総選挙の31万6651票(9.1%)を1万7801票、率で0.54前進させることができました。

 大阪選挙区では、たつみコータロー候補が38万1854票(10.93%)を獲得しましたが、13年参院選の得票から8万7050票後退させ、かけがえのない議席を失う重大な結果となりました。

 ご支持いただいた有権者のみなさん、「たつみ応援チーム」をはじめ、ともにたたかった市民ボランティア、昼夜を分かたず奮闘された党員・後援会員のみなさんに、心からお礼を申し上げます。

 今回の参院選は、1人区での市民と野党の共闘の勝利と、複数区と比例代表での日本共産党の躍進で、安倍政権与党の自民・公明と補完勢力の維新を少数に追い詰めることを目標にたたかいました。32の1人区では、野党統一候補が6年前の2議席から今回は10議席へと躍進し、自公維の改憲勢力3分の2を阻む大きな力となりました。

 政治論戦では、「安心の年金」「消費税増税中止」「9条改憲ストップ」をはじめ、日本共産党が提起した問題が大争点として浮かび上がり、全国でも、大阪でも、論戦をリードしました。「消費税に頼らず、くらしに希望を――3つの提案」をはじめとする政策を鮮明に打ち出した宣伝物、動画などSNSでの発信は、新たな支持層を広げる大きな力になりました。大阪の党と後援会は、この論戦の手応えを確信に、ともにたたかう「担い手」を広げて積極果敢に奮闘しました。これらは、きたるべき総選挙をはじめ今後のたたかいでさらに大きく発展させ、新たな勝利・躍進へと結実させる方向をさし示しています。

 大阪選挙区で、たつみコータロー候補の宝の議席を失ったことは痛恨の極みであり、大阪府常任委員会として責任を痛感しています。

 ここには春の統一地方選・ダブル選挙での「維新大勝」の流れが、大阪ではわが党の躍進を阻む最大の「逆流」になっていること、それを打ち破るためのわが党の「自力」の後退が、根本要因として横たわっています。

 同時に、参院選のたたかいは、これらを乗り越え、前進するうえでの手ごたえもつくりだしました。

 何よりも、大阪府党全体が統一地方選・ダブル選での敗北をのりこえて、安倍政権と維新政治という「二重の逆流」を打ち破るという、どこよりも困難なたたかいを不屈に担う構えで参院選勝利への諸活動を展開しました。

 安倍政権への批判の強まりのなか、国政では維新が安倍政権の別動隊として、改憲問題での危険な本性が明らかになり、「身を切る改革」のウソとペテンもはがれつつあります。

 ダブル選後、大阪の公明党、自民党が「都構想」などで維新に屈服するもとで、ブレずにたたかう党の姿が、保守層に強い信頼と共感を集めています。メディアの出口調査では「『支持政党なし』のうち、最多の18.9%が共産現職の辰巳氏に投票」(毎日)とされています。

 さらに、安倍政権を倒し、維新政治を転換するうえで、「市民と野党の共闘」にこそ展望があること、これを発展させるうえで、大阪では日本共産党がカナメの位置と役割を担っていることも浮き彫りになりました。

 こうした役割を担うにふさわしい党の自力、党機関と支部の建設に力をつくし、この7月から党員拡大を根幹とした党建設に臨み、府民と深く広く結びついた党づくりをすすめます。

 参院選後の新たな政治状況のなかで、10月からの消費税増税ストップ、「減らない年金」の実現、改憲策動を断念に追い込むたたかいなど、公約実現に奮闘します。各分野のたたかいの先頭にたち、共同を広げて、市民と野党の共闘の前進と党躍進のための活動に取り組みます。さらに、大阪では「都構想」「カジノ」ストップをはじめ、維新政治転換のための新たな活動をすすめます。

 きたるべき総選挙の勝利で国政でも大阪でも政党間の力関係を変え、平和と暮らしを守る政治を切り開くために、新たな決意で全力をあげます。