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9月24日㈯
午後、堺医療生協の「並松公園 土壌汚染問題学習会」で、私は司会のお手伝い。
講師は、畑 明郎(はた あきお)氏。(元日本環境学会会長、元大阪市立大学大学院教授)
豊洲新市場の土壌汚染問題で今や時の人となって、問合せや取材に忙しくされています。
現場のご近所を中心にご案内チラシを配布して30数名ご来場でした。
パワーポイントで、たくさんの資料・写真をスクリーンに映して講義され、大阪が全国一の汚染箇所があること、USJの土地は住友重工跡地で土壌汚染がいかにひどいか、工場だけでなく病院・ガソリンスタンド・クリーニング工場の跡地の土壌からでる有毒物質など、会場から驚きの溜息が何度も漏れました。
長谷川俊英、岡井勤、両堺市議もお越しになり、市議会で取り上げて明らかにした内容をコンパクトに紹介していただきました。司会のムチャ振りでマイクを渡してしまいましたが、お話いただきありがとうございました。
当学習会の始まる前に、畑先生と現場を視察しました。メッキ工場の解体工事に公園を貸す許可は、行政は簡単にしてはならないとおっしゃっていました。
メッキ工場跡地の前の雨水桝とマンホールを見て、
「マンホールのふたが赤く錆びている、桝の周辺のコンクリートが溶けて崩れている。これは塩素系のものが流された跡でしょう。」 よく見るとアスファルトもその周辺だけやや薄く変色しているのがわかります。
また、メッキ工場跡敷地の裏にまわると、溝に水が溜まっており、「そこは有害物質の検査をした方がいい、汚泥の中から検出されるのではないか。」と指摘されました。市に確認をしたいと思います。
講師の著書も会場で完売。